最終更新日 2024年10月16日

音楽大学の受験と聞くと、幼少のころから特別なレッスンを受けた人たちばかりが進学すると思われている方も多いと思います。

実際、私もそう思っていましたし、幼少のころから音楽のレッスンを受けている人たちが有利であることには間違いないといえますが、それでも、専攻によっては幼少のころからの特別なレッスンを受けていない人でも音楽大学に進学することができます。

ピアノなどの鍵盤楽器やバイオリンなどの弦楽器を専攻する場合であれば、やはり早い段階で音楽に接している人のほうが有利であることは間違いありません。

しかし、声楽や打楽器などを専攻する場合は、中学校や高校で初めて始めた人でも音楽大学を受験することができます。

私の場合は、中学生になって始めて声楽に出会い、中学2年生の時に専属の先生と一緒にレッスンを開始することができました。

もともと歌を歌うことが好きでしたが、声楽というものに出会ってただ歌うだけでなく、音楽の中の声楽について本当に興味を持つことができました。

イタリア語の発音の仕方などについても勉強しなければいけないことがあったりと大変なこともありますが、興味をもって勉強するとそうした勉強も大変だと感じることはあまりありません。

私の場合は、中学生でこうした声楽に出会うことができ、武蔵野音楽大学の受験を声楽で受け、受験までそうした目標に向けて一身に励むことができました。

声楽で受験する場合でも、聴音やピアノなどもある程度レッスンをしなければなりませんが、目標があれば余裕をもって受験することができ、合格することができます。

また、高校生になって音楽を始めたという人もたくさん音楽大学に入学していますので、やはり遅すぎるということはありません。

音楽大学受験はとても勉強することが幅広く、専門的ではありますが、目標を持てば私のように余裕をもって受験することができ、将来的にも一生の仕事にすることができる非常に魅力的な分野です。

皆さんもぜひ、遅すぎるということはありませんので、興味があるのであれば諦めることなく、音楽という分野を極めるつもりで一心に励んでみて下さい。