最終更新日 2024年11月22日
親戚の女の子が今大学の看護科に通っています。
今は、3年生で病院の実習にいろいろな科に行っていると先日話してくれました。
この子は、小さい頃から喘息で、いつも病院に通っていました。
そこで、出会った看護師さんの優しさや、仕事をする真摯な姿勢に憧れて看護師を目指したそうです。
小さい頃は、喘息の発作で夜間に病院に運ばれて苦しさと不安に押し潰されそうな時に、看護師さんがいつも手を握って励まし続けてくれたそうです。
その励ましの声と握ってくれた手の温かさを今でも忘れていないと話してくれました。
その看護師さんの温かさのおかげで、喘息の発作での不安が、消えていったそうです。
成長と共に彼女の喘息は、治まって行き今ではすっかり完治しました。
彼女は、喘息で学校を休みがちになりそれが原因でいじめに遭った時もありました。
一時期は、心療内科のカウンセリングも受けていました。
いろいろな辛い体験を経験して、彼女は今心身ともに健康になりました。
それに、誰よりも体や心の痛みを抱えた人の痛みを分かる人間に成長しました。
今、病院での実習で大変な事も多いそうですが、患者さんとの関わりや患者さんの病気や怪我から回復のお手伝いをする事が凄く楽しいと笑顔で話してくれました。
彼女の心からの笑顔は、話を聞いているこちらをも癒やしてくれます。
こんな素敵な笑顔の彼女が、医療の現場で働く日を私は楽しみにしています。
看護師さんの仕事は命と向き合う仕事です。
多くの経験を積んだ彼女だからこそ、きっと立派な看護師さんになってくれると信じています。