最終更新日 2024年10月16日

栃木県宇都宮市にある学校法人作新学院は幼稚園部から大学・大学院まであります。
中でも全国レベル有名なのは高等部で駅伝や甲子園出場で知っている人も多いかと思います。
ここでは高等部、内部進学先の大学の話をメインに説明します。

卒業生はオリンピック選手も輩出

卒業生は野球選手やサッカー選手をはじめとするスポーツ選手が多く、オリンピック選手も輩出しています。
全国からスカウトしてきた運動部の特待生は寮生活をしています、
スポーツの強豪校なのですが進学率もよく、東大、京大、早慶大などの最難関大学に現役合格の実績があります。
公立学校だと県トップの宇都宮高校の滑り止めになる学校です。
偏差値を調べると40から70までとかなり偏差値に開きがあり、コースの大きな内訳と偏差値はトップ英進部は70、英進部英進クラスは55~60、総合進学部特別進学コースは50前後、情報科学部は40代です。
進学を選ぶ学生も多くいるようですが、地元の企業に就職をする学生もいます。
まさにいろんな進路を選ぶことができる学校といえるでしょう。

作新学院の口コミ

作新学院の口コミを見るとどの学部でも1年生から勉強させるとあります。
コロナ禍の自宅待機中も4月後半から学校が再開するまで、ゴールデンウィーク中を含めオンライン授業をしていたそうです。
勉強したい、難関大学に進学をしたいという人にはうってつけの学校ですし、そのための環境や設備も万全です。
偏差値が高く、勉強をする気のある人が集まるコースがトップ英進部なので、やる気がない人はほとんどいないでしょうし、先生も熱心に指導をしてくれます。
もちろん部活動にも熱心な学校なので、部活動も全国大会に出るほどの部は練習も厳しいです。
トップ英進部の学生は部活動に入りにくい空気があるともいわれていますが、進学したいのであればそれはやむを得ないと考えたほうがいいでしょうし、トップ英進部、英進部英進クラスに入りたくて部活動もやりたいのであれば学校説明会の際に部活動は入れるかどうかを必ず聞きましょう。
進学もしたいが部活動をがっつりやりたいと思っている人は英進部コース以外のコースを選択するか、部活動をやるのに対し大らかな公立学校に行くのがあっているかもしれません。

私立学校の割には校則はかなり緩い印象

校則は人によって印象は違うようですが、私立学校の割にはかなり緩い印象があります。
しかし情報科学部、総合進学部大学進学クラスは頭髪検査があるという情報もあります。
どちらの学部も偏差値で言うとだいたい50以下のコースです。
それに対してどう思うかは人それぞれですが、偏差値で頭髪検査の有無を分けるのはけしからん、偏見ではないかと思うのならば公立学校に行ったほうがいいです。
総合的に考えると難関大学に合格したいという目標を持っている、部活動で全国大会に行きたい、公立学校よりも設備がきれいなところがいいなど何かしらのこだわりを持っている人にとってはいい学校であるといえます。
何かしらの目標があるのであれば偏差値で頭髪検査があるかどうかはあまり気にする点ではないからです。

作新学院高等部のコース

作新学院高等部のコースを見ると進学コース以外にもライフデザイン科、美術デザイン科、自動車整備士養成科、電気電子システム科といったおもしろそうな学科も多いです。
もし高校進学の時点で将来なりたい職業、あるいは職業までは決まっていなくとも「こういうことがやりたい」というのが決まっているのであれば、情報科学部への進学を検討してみるのもありです。
HPからではわかりませんが、もし美大や福祉学部のある大学への受験を考えているのであれば、学校説明会の際に卒業生の進学先を聞いて検討しましょう。

高等部から内部進学で大学進学をすることもできる

さて作新学院は幼稚園から大学・大学院まであるので、高等部から内部進学で大学進学をすることもできます。
もちろん高等部に在籍していればそれでいいというわけではなく、まじめに学校生活を送っている必要があります。
どのコースに進学をしても学校の風紀を乱すようなことをしなければ、きちんと推薦してもらえるでしょう。
大学は教員養成に力を入れているようなので、教員になりたい人には向いている大学でしょうし、大学院もあるので臨床心理士になりたいと思っている人も進学が可能です。
デメリットとしては教員養成は小学校は力を入れているようですが、中高の先生になりたい人は自分で努力をするか、中高の教員養成に力を入れている大学への進学を考えましょう。
高校は部活動の関係で全国から来るマンモス校であるのに対し、大学は地元の学生がメインのようです。
しかし地元の大学であるというのもあり、地元での就職は有利ですし、高校も大学も「作新学院の学生はまじめな人が多い」という印象が地元の人からもあるようです。

まとめ

コロナ禍を経てもなお東京への一極集中は止まりそうにありませんが、一方で地方移住もこれまで以上に進んでいる時代です。
もし地方に住んでいる方は東京・大阪に行くだけでなく、地元の良さを改めて見直してみるのもいいのではないかと思います。

出典元:畑恵のキャスター時代はどうだった?