最終更新日 2024年10月16日
医療機関にも多くの種類がありますが、女性には男性にはない特有の病気や症状があります。
そうした悩みに対応してくれるのが婦人科の存在です。
生理通や生理不順の治療のために訪れる人も多い
妊娠や出産のときに利用する医療機関というイメージもありますが、それだけではなく生理通や生理不順の治療のために訪れる人も多くなっていますし、更年期特有の不調の改善のために通う人も少なくありません。
婦人科とは長期の付き合いになりますので、長期間でも安心して通える医療機関を見つけておきましょう。
こうした医療機関ではデリケートな女性の悩みを医師に打ち明けることになりますし、時には内診もありますので、男性医師に抵抗を持つ人もいます。
そのような場合は、女性医師が在籍している医療機関を選んでおくと、より安心して相談できます。
曜日によっても担当する医師は変わってきますので女性医師の担当日を確認しておくとより安心です。
低用量ピルは中用量のピルに比べて副作用が少ない
婦人科では、様々な治療が行われていますがピルの処方を目的に通う人も多くなっています。
低用量ピルは中用量のピルに比べて副作用が少なく利用しやすい薬です。
避妊目的で飲んでいる人も多くなっていますが、生理周期を整える目的の人もいます。
避妊目的で飲むときは、飲み忘れがないように正しく飲むことが大事ですので、服用する時間帯は決めておくことがおすすめです。
21錠タイプは、21日間飲んでから7日休薬になります。
28錠タイプは28錠の薬が用意されていますが、有効成分が入っているのは21錠で、あとの7錠は飲み忘れを防ぐための有効成分が入っていない偽薬です。
どちらのタイプにするのかも相談してみましょう。
飲み忘れた場合の対処方法なども確認しておくと、飲み忘れの際にも迅速な対応ができます。
緊急避妊用のピルもある
そして時には避妊に失敗してしまうこともありますが、緊急避妊用のピルもありますので、できるだけ早めに相談することが大切です。
女性の健康を維持するためには、定期的な健康診断は欠かすことができません。
一般的な健康診断だけではなく、女性特有の病気もありますので、子宮や卵巣の検査もしておきたいところです。
婦人科では、こうした検査にも対応してくれますので、不正出血など気になる症状がある場合は早めに相談しましょう。
婦人科では問診もありますので、生理の状態や基礎体温などをメモにしておくとより正確に伝えることができますので、用意しておくことがおすすめです。
内診がある場合もありますので、生理中の受診は避けたほうが無難です。